小保方博士を筆頭著者とする論文にデータの捏造が有ったと理研が公表し、小保方博士はミスであったと主張している。
論文を発表する段階で、データの取り違えをすることは、少なくとも小保方博士が論文を書いたのであれば、データの取り違えなどあり得ないことであり、捏造以外の解釈はあり得ない。一方で、総ての共著者は、捏造の共犯であり、責任逃れに終始することは、みっともないばかりでなく、研究者としての倫理観の欠如とも言える。
筆頭著者が、データのすり替えを行おうと試みたとしても、正常な研究の進め方をしていれば、論文執筆の前に共著者の間でデータの公表と批判が有り、研究データにチェックが入り、一人で捏造などは容易にできるものではない。
このような、複数の研究者を採用した理研および大学の選考委員会のメンバーもまた責任を取ってしかるべきである。
STAP細胞を他の研究者が再現できなかったとしても、それが直ちに無かったことにはならない。唯一の明快な証明は、公開実験にて小保方博士が再現してみせることができるかどうかである。その点で、理研の云う第三者による再現というのは、研究者らしからぬ発想であり、意味が無い。理研の幹部の良識を疑う。
0 件のコメント:
コメントを投稿